おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・西村です。
先日、机を整理していたところ「10年後の未来」と題した原稿が出て来ました。2010年に行われた「10年後の未来を予想した論文」に応募したもので採用には至りませんでしたが、興味深いので紹介します。先端技術を軸に10年後の日常生活を6つのシーンで予想しました。
・カープ8度目のリーグ優勝を自宅の3Dテレビで観戦
・市内の野菜工場に電気自動車で買い物
・太陽光パネルが敷き詰められた「しまなみ海道」を電動自転車でサイクリング
・アシストスーツを着た介護職員の活躍
・TV電話、データ送信機能付き携帯端末を使った在宅での健康診断
・翻訳機能付携帯電話を使って外国人旅行客と会話
2010年のスマホの世帯保有率が9.7%であったことや20年近く優勝から遠ざかっていたカープが2度優勝すると予想したところは、相当楽観的な見通しを立てたのだと思います。振り返るとAI技術の飛躍的な進歩、スマホの急速な普及、カープの3連覇等現実は想像をはるかに超える状況で推移して来ました。また、東日本大震災や西日本豪雨災害、新型コロナの感染拡大、ロシアのウクライナ侵攻等大きな社会変動も発生しています。
これから10年先を予想することは難しいですが、今後も荒波の中を猛スピードで滑走して行く私たちの姿が想像されます。