公益財団法人広島市産業振興センター広島市中小企業支援センター

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支援センター職員によるブログ

発想の転換による新市場開拓の事例紹介(その2)

2015/03/10

経営革新担当・浅木主任おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・浅木です。
 

前回にひきつづき、仕事や旅行で関西へ行った時に見ている、地元テレビの中小企業紹介の番組から事例を紹介します。

 

今回は、近江牛のお話しです。近年、霜降り肉だけでなく、赤身の肉が注目を浴びています。

この会社は赤身の肉で成長している会社で、「高級な肉の需要は高いが、もっとたくさん食べたい方の需要もあるはずだ」と考え、「A5クラスの高級ではなく、A3クラスの中級を極める」ことをモットーに、中級と言えども良質の肉を提供する体制にシフトすることを決断し、9年前、牧場に「和牛で極上赤身の生産」を依頼しました。

当初、牧場側も、霜降りの生産ノウハウはあっても、赤身のノウハウは全くほとんどありません。霜降り一辺倒だった時に、7年かけて、専用の飼料などを開発し生産体制を整えました。生産体制が整った2012年、海外で修業したシェフがまず飛びつき、その後は口コミで広まり、更に赤身の肉のブームがやってきて、現在、創業以来の最高売上を記録しているそうです。

 

市場の常識を冷静に分析した、発想の転換により独自の取組みを行い、新たな市場を開拓した事例の紹介でした。



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