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2015/01/08
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・浅木です。
今年度は研修や旅行等、関西へ行く機会が多いのですが、関西へ行くと、地元テレビの中小企業紹介の番組を見るようにしています。
この中から事例を紹介します。
九条ねぎの生産者が、単にねぎを生産するのではなく、脱皮したねぎを「カットねぎ」に加工して企業に出荷しています。
普通のネギだと台風などで倒れた場合、出荷できない場合がありますが、カットする場合は倒れてもその6割は使用可能となり、農業としてのリスクが軽減します。
また、単にカットするのではなく、顧客の要望に徹底してこだわり、1㎜(薬味用)、2㎜(うどん用)、3㎜(とんこつラーメン用)、5㎜(お好み焼き用)、10㎜(炒め物用)と用途に応じてカット幅を区別しています。
その結果、売上・利益ともに大幅に向上したとのことです。
近年、地域経済発展のため、国をはじめ「農商工連携」の推進がはかられていますが、伝統的な食材に、発想の転換による独自の取組みをすることで、新たな市場を開拓した事例の紹介でした。