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支援センター職員によるブログ

クルマの価格と所有形態の移り変わり

2025/10/01

濱本主幹.jpg おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当の濱本です。

 私が初めて「クルマ」を所有したのは、40年近く前で、兄と一緒にディラーに行って、軽自動車を『49万8千円』で購入しました。その時は、外観、内装、メーカーなどは関係なく、安く買えて安く維持できる、この点だけで購入したと記憶しています。現在、同じ車種・同等グレードの車を購入しようとした場合、40年近く前の2倍以上の価格となっているようです。
 一方、現在の初任給は、ざっと比較しても40年近く前の初任給に対して2倍以上になっていませんが、乗用車の新車販売台数は、1985年の310万台に対して、2023年は399万台と3割程度増加しています。今回は、収入の伸び以上に価格が高くなっている「クルマ」の販売台数がなぜ伸びているのか、思いつくまま記述してみます。                                          
 40年近く前に「クルマ」を所有するということは、購入することしか思いつきませんでしたが、現在は、様々なカーリースがあり、カーシェアリングもあります。消費者の「クルマの所有」に対する消費行動は、購入以外の方法も選択肢として取り入れられ、これに対応した『商品』も提供されてきています。
 ここ数年、物価の上昇を生活の中で実感するとともに、高額な商品やサービスの動きが鈍ってきたという声を耳にします。生活必需品と言える「クルマ」でも、消費行動に合わせた商品の提供にも舵を切り、販売を維持・増加させています。小売業、サービス業を営む経営者の方々も、消費者が購入(利用)しやすい商品の提供を模索して、笑顔と共に実践していただきたいと思います。
 この記事を書いている2025年9月に、某自動車会社の「〇〇ーR]という車が生産終了となりました。生産終了の理由の一つに、運転支援システムなどの現在の車に求められている要件への対応があるとされています。どんなにファンが多い商品であっても、時代の変化に対応していく必要があると感じさせられる出来事です。

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