お電話でお問い合わせ
082-278-8032
メールでお問い合わせ
2008/11/28
おはようございます。広島市中小企業支援センター創業支援担当の岸野です。
今日は、先週開催しました、「中小企業会計啓発・普及セミナー」の報告をしたいと思います。
このセミナーは当支援センターと独立行政法人中小企業基盤整備機構が主催し、社団法人中小企業診断士協会の共催で行いました。
近年の会計制度は、商法改正や金融商品取引法における会計基準等に見られるように、より合理的で公正な会計制度を指向しつつあるのが現状です。また、国においては、このような会計制度の環境変化を踏まえ、中小企業の経営特性と会計処理能力に適合し、過重な負担とならないものとして準拠することが望ましいという「中小企業の会計のあり方」という見解を明らかにしています。
そこで、本セミナーは、「中小企業の会計」について、その意義、導入上の留意点等を広く啓発・普及することにより、中小企業の「経営分析力」「資金調達力」「受注拡大力」を強化することを目的に実施したものです。
当日は、本格的な寒波もあり、肌寒い日でしたので、欠席者が多いだろうなと思っていましたが、受講熱心な43名(申込者52名)のご参加をいただきました。(参加いただきました皆様、ありがとうございました。)
3時間という短い時間でしたが、経験豊富な講師によるポイントを抑えての解説やまる得情報ありと充実した内容で、あっという間に終了しました。
セミナー終了後のアンケート結果では、内容についての理解度は「よく理解できた・ある程度理解できた」という方が8割で、貴社の経営に役立つと回答した方は、9割にも達しました。また、今後、実施してほしい研修テーマとして「組織活性化」というテーマが群を抜いて多かったです。
このように、中小企業の皆様の生の声を、今後の研修会・セミナーの企画・立案に役立てていきたいと思います。