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2008/12/11
おはようございます。 がんばる中小企業を全力でバックアップする「広島市中小企業支援センター」のプロジェクトマネージャー・久保です。
製造業にとって「売れる商品、売れる技術」を創造することほど難しいことはありません。これは、モノづくりに関する書物、研究書がいかに多く出回っているかを見てもわかります。
当支援センターの助成事業に「新技術・産学官共同研究開発助成事業」というのがあり、毎年多くの申請案が出されます。この内容を見ていると、ある『着想・ひらめき』にこだわりが強すぎて新技術・新商品として事業化の可能性を追求してゆくうえで、発想の広がりに欠けるケースが数多く見られます。
ヒット商品を創造するうえで、『ひらめき』の果たす役割は計り知れませんが、そこで得られたアイデアを顧客のニーズに合うように『育成』することも、これに劣らず重要で欠かすことのできない作業になります。
十円玉は見方によって丸にもなり、また四角にもなります。頭に浮かんだ着想をあらゆる角度から再検討し、顧客のニーズを最大限満たすものに育てあげるよう『見直すプロセス』を必ず経るように習慣付けましょう。