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2009/01/23
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー・免出です。
かなり昔の話ですが、ヒューストンで勤務していました。アメリカでは、自分用と家族用の2台の車が必要です。社会の成り立ちがそうなっているためです。自分用として、マリブ4400ccエンジン、家族はノバ5500ccエンジンを運転していました。その時のガソリン代は、20円/リットル前後であったと思います。
それが石油高騰で、一時100円/リットル以上となりました。毎日のようにガソリンスタンドに通うくらいガソリンをガブ飲みする車ではとても家計が持ちません。しかも米国で高い人気を誇っていたSUVも大型化していました。
世界は大きく変わりつつあるのに、今までと同じことが続くと思いたい、しかし時代はそれを許さないということがあります。GMもフォードも小型車が必要と頭で理解しても、逆に大型化するということになりました。
それが今回のビッグスリーの未曽有の危機を招きました。一度どこかで立ち止まり、時代の行く先を考え直してみることができなかったのだろうかとも思います。
広島市中小企業支援センターでは、様々なセミナー・研修会があります。経営革新のご相談、専門家等の窓口相談もあります。5名のマネージャーもいます。すぐにはお役に立てないかもしれませんが、ご相談を通して、何らかのヒントが得られるかもしれません。お忙しい中、時には立ち止まり、セミナー・研修会への参加や専門家・マネージャーと将来に向けた取り組みを話し合える機会を頂ければと思います。