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2009/02/02
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネジメント担当・片岡です。
先日、民間信用調査会社の帝国データバンク広島支店がとりまとめた「2008年の中国地方の企業倒産集計(負債1,000万円以上)」が公表されました。
<主な内容>
① 倒産件数(638件)及び負債総額(約4,886億円)とも2001年以降最大である。
増加要因は、倒産件数は負債額5億円未満の中小規模倒産の増加(393件→540件)であり、負債
総額については8月時点で国内最大の倒産(負債2,558億円)のアーバンコーポレイションの影響であ
る。
② 各要因別の構成比のトップは、主因別では販売不振(78.5%)、資本金別では1,000万円以上~
5,000万円未満(48.3%)、負債額別では1億円未満(50.0%)、業歴別では30年以上のいわ
ゆる「老舗倒産」(37.9%)、業種別では建設業(36.1%)である。
③ 県別では、倒産件数は全県で対前年比増となり、特に山口県で76.8%増と大幅な増加となってい
る。広島県は倒産件数が220件(対前年比29.4%増)、負債総額が突出しており3,460億円(対
前年比458.1%増)である。
「広島市中小企業支援センター」では、今回の経済危機によりお困りの中小企業者の方を支援するため、さまざまな対策に取り組んでいます。
・原材料価格高騰対応等緊急保証制度申請相談窓口の設置
・章栄不動産(株)・(株)アーバンコーポレイションの民事再生手続きの開始申立に伴う特別相談窓口
・特別金融相談窓口(無料)
・緊急経営支援アドバイザー派遣(無料)