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2009/02/17
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営担当マネージャー・景山です。
今年も、ひろしまベンチャー助成金の審査が終了しました。
同制度は、平成14年にスタートし、15年度以降は、(財)ひろしまベンチャー育成基金主催の事業として、年2回の助成を行い、今回で12回目を迎えます。11回までに100先に対する助成を行い、事業化進展先も10先を超えるなど、広島県のベンチャー支援制度として、すっかり定着した感があります。
一般先への助成に加え、第6回(平成17年度下期)からは、学生対象の助成枠も設けています。これまで3回(各年度下期実施)の募集を行い、指導される教官各位のご尽力もあって、積極的な応募件数増加が見られます。助成先は累計23先を数えますが、残念ながら、事業化に至った事例は、これまでの処ありません。
応募先数 金 賞 銀 賞 助成先数
第 6回 26先 3先 4先 7先
第 8回 29先 3先 4先 7先
第10回 57先 3先 6先 9先
第12回 50先 ? ? ?
今回、初めて学生枠の審査を担当させて頂きましたが、県内5大学(含む大学院)と1高専から、引き続き50件と多数の応募がありました。
秘密保持の規定があり、詳しくは申せませんが、地元の名産品・観光資源を活用した商品開発、介護・健康をテーマにしたビジネス、ファッションなど多彩な分野で、学生さんらしい斬新なアイデアに満ちたプランが出されました。
勿論、事業化に向けたハードルはまだまだ多い段階のプランですが、共感される企業さんの協力が得られれば、事業化も決して夢ではないと密かに期待しています。
贈呈式は、3月26日に予定されています。一般枠の助成先のみでなく、学生枠の助成先にも注目しておいて頂きたいと思う次第です。