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2009/05/27
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・馬上です。
とうとう、日本でも新型インフルエンザが発生しました。わが家では、以前の鳥インフルエンザのときから少しずつ常備品を揃えていき、現在はマスク80枚、ミネラルウォーター(2リットル)14本、米5kg、その他レトルトカレーやカロリーメイト等を備蓄しています。家族3人で、これで十分かどうかはわかりませんが、大流行になった場合でも職業柄出勤するようになると思われますので、まだまだ備蓄が必要かもしれません。
企業においても、インフルエンザの流行や地震などの自然災害等で事業活動がストップすることが十分に考えられます。先の新潟県中越沖地震では、1工場が被災したために、大手自動車メーカーのラインがストップしたのも記憶に新しいところです。
このような緊急事態への備えとしてBCP(Busines.s Continuity Plan:事業継続計画)があります。BCPとは、「企業が自然災害、大火災、テロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画」のことです。
中小企業の皆さんも、BCPを策定することで、緊急事態に遭遇したときの被害を少しでも軽減し、一刻も早く復旧できる企業体質を作り上げることが大切ではないでしょうか。