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2011/09/13
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のマネージャー免出です。
シンガポールに駐在中、毎日のように、レインシャワー(にわか雨)を浴びました。
およそ1時間ばかり雨が降り注ぐ有り様は、現在の集中豪雨のようです。
そういえば、ヒューストンに駐在中も同じようなレインシャワーを浴びました。
雨が降り注ぎだすと、辺り一面真っ暗闇のようになります。
そのレインシャワーの原因は何かというと高い海水温と灼熱の太陽です。
海水温が暖められると水蒸気が発生し、湿った暖かい空気を産みます。
それがやがて雲となり、シンガポール、ヒューストンに押し寄せます。
このようにシンプルに考えますと、現在の巨大化した台風・ハリケーン、集中豪雨もよくわかります。
地球上の海水温が高くなってきたのです。そしてこの傾向は、現在のエネルギー使用量の増加から考えると、さらに強まってくると思います。
一昨年の海水温は、観測史上2番目の高さであったとのことです。
気象庁は、今後は海水温も併せて発表することが求められてくるのではないでしょうか。
台風、集中豪雨、洪水ほかに備えるためです。海水温の上昇はもう一つの問題を引き起こします。
氷床などが解け、水も膨張し(水の密度は4℃で最大)、海水面が上昇することです。
もしグリーンランドの氷床が融解すると、およそ7m海水面上昇が起きるとの予測です。
そうなると海岸沿いに住む人々はもっと標高の高い所に住まなければなりません。
因みに我が家はいくら海面が上昇すると住めなくなるかをFLOOD MAPで見ますと、2~3mです。
2100年の海水面上昇の最大予測は59cmですからまだ大丈夫ですが、台風・集中豪雨・津波が来るとどうなるかわかりません。
海水温を上げないようにするにはどうすべきか、様々な工夫が求められて来ていると思います。