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2011/12/01
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・北林です。
今年のプロ野球は、ソフトバンクの日本シリーズ優勝で幕を閉じました。我が地元・広島東洋カープは、セ・リーグ5位。私は今年、本拠地「マツダスタジアム」に5回行き、カープの3勝2敗。勝ちは2対1、1対0、12対4で守り勝ちあり、打線爆発あり。
一方、負けは4対5と2対4。終盤まで同点でありながら、相手に延長10回と8回に2アウトから点を取られるという際どい試合であり、展開次第では無傷の5連勝だったかもしれません。
「負け」と言えば、徳川家康が武田信玄との三方ヶ原の戦いで完敗し、自分への戒めとして苦渋の表情の肖像画を描かせたことは有名な話です。また、「無傷」と言えば、「徳川四天王」のひとり本多忠勝は生涯57回の戦場で傷一つ負わなかったと言われています。
その忠勝が徳川家康の金言を子孫への訓戒として述べたものとして「本多平八郎聞書」があります。この原文と現代文を掲載している第一法規出版「古典大系 日本の指導理念5」を読むと、主君の心得として「諫言を納(い)れること」「身を慎むこと」「学問すること」「家来をいつくしむこと」「風儀を正すこと」などが述べられており、現代にも通じる心得が数多くありました。
以前、私がこのブログのコーナーで、大久保忠教による「主君たるの大事」について述べたように、古典の中にも自分にとってヒントになる言葉をよく見かけます。
広島市立中央図書館では、ビジネス支援情報コーナーを設けており、ビジネス資料の閲覧や商用データベースの利用ができるほか、上で述べた「古典大系」など、数多くの先人たちの残した言葉の載った本に触れることもできます。
図書館をいろいろな場面で利用されてはいかがでしょうか。