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2015/06/23
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・橋口です。
経済産業省が発表した「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」では、生産性向上に取り組むための2つの方向性と10の手法及びその内容が説明されています。
1.付加価値の向上...提供するサービスの価値を増大させる(売上拡大) | |||
(1)誰に: |
①新規顧客層への展開 ②商圏の拡大 |
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(2)何を: |
③独自性・独創性の発揮 ④ブランド力の強化 ⑤顧客満足度の向上 ⑥価値や品質の見える化(付加価値向上に繋がる利活用) |
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(3)どうやって: |
⑦機能分化・連携 ⑧IT利活用 |
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2.効率の向上...時間や工程の短縮(コスト削減) |
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⑨サービス提供プロセスの改善 ⑩IT利活用(効率の向上に繋がる利活用) |
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又、同時に10の手法について、具体的な取り組み事例を45事例にわたり紹介しています。
しかし、生産性の向上に取り組むにあたっては、まず自社が何を目的とする会社かという理念に立ち返り、その理念に基づいて、誰に、何(どのような価値)を、どのように提供したいのかというコンセプトを確立し、そのコンセプトに合った手法を選択することが大切と強調しています。
これらの考え方は、ものづくりにも十分参考になると思います。サービス・ものづくりを問わず、生産性向上の実現方法について、お気軽にコーディネータにご相談ください。