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支援センター職員によるブログ

顧客との「face to faceの交流」の大切さ

2016/07/26

経営革新担当・浅木主任

おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・浅木です。

 

前回に引き続き、広島市の歴史をお話しする予定でしたが、今回は、東京に行った時に体験したことを書きます。

私はヌメ皮のカバンを、背負うことができるように改造して、5、6年前から愛用しています。

先日、東京に行った際、表参道にある、このカバンの工房兼店舗の本店に行きました。

以下、その時の私と職人さん(レジ打ちもします。)との会話です。

私「両肩のストラップの付け根は大丈夫でしょうか。」
職人「付け根の部分の皮に亀裂が入ったり、糸が切れそうになったら修理となりますが、まだまだ大丈夫ですよ。」

職人「ところで、いい色になってきましたね。何年使っているのですか。」
(※ヌメ皮は、オイルでメンテナンスすると、経年変化で色合いの風味が増します。)
私「5、6年です。メンテナンスにミンクオイルを使うのはどうですか。」
職人「この皮の場合、ミンクオイルは浸透が強すぎて、ムラの原因にもなるし、皮自体が柔らかくなります。今のオイル(ラナパー)でいいですよ。」

職人「ほかに何か御用はありますか。」
私「ネームのタグをつくるとしたら、いくらで、時間はかかりますか。」
職人「500円です。15分あればできますので、商品でもご覧になって、お待ちください。」

その時、私は気付きました。
私は、わざわざ表参道のお店に、修繕やメンテナンスについて質問するためだけに来たのではないこと。
職人さんに「いい色になってきましたね。」と誉めてもらって、心地よい気分に浸りたかったのではないかと。

その結果、気分がよくなった私は、ネームタグに加えて、買う予定のなかった財布を衝動買いしてしまいました。

このような顧客との「face to faceによる交流」は、ネット販売が大きく伸びる時代でも、やはり大切ですね。
特に全国チェーン店と差別化が必要な個店には必要なことだと思います。


さて、広島市産業振興センターでは、「いい店ひろしま顕彰事業」を実施中です。

ぜひ、あなたの「いい店」を教えてください。

■募集期間

募集中~7/29(金)

☆応募方法などの詳細はHPをチェック!
https://cms.assist.ipc.city.hiroshima.jp/iimise/index.html

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