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2016/12/06
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・榎田です。
個人が作った手作り雑貨を通販サイトに登録して売買するハンドメイド・マーケットが日本でもいくつも立ち上がり、気軽に取引できるようになりました。既存の大手eコマースサイトにはない、味わいのある商品(作品)がたくさん登録されています。身近になった「ハンドメイド(手作り)作家」に憧れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
趣味で楽しむなら、好きなものを好きな時に好きなだけ作ればいいのですが、自立したハンドメイド作家になるなら、商品の個性やセンスの良さはもちろん、利益が手元に残る価格付けをして、継続的に販売することが重要です。 ハンドメイド・マーケットに訪れるお客様の主な購買動機は、値段の安さではなく、むしろ商品が醸し出す雰囲気やストーリーが気に入るかどうかです。また、ニーズはあるけれど市場に商品が出回っていないスキマ商品やユニークな商品も、強気な価格で売ることができます。反対に価格を安価にし過ぎると、売れば売るほど赤字になり、作る側も楽しくなくなってきます。
一方、意外と重要なのが、売れ始めても途切れずに商品を供給し続けることです。ほとんど商品が売り切れて商品がない、またはずっと販売休止だと、せっかくファンになりかけたお客様が、他の作家に流れてしまいます。サイトを訪れるたびに「何か新しい発見(とか商品)があるかな?」といったワクワク感をお客様に提供できるようにしましょう。
販売に伴う事業計画や価格設定、資金計画等々については、当支援センターの専門家がばっちりアドバイスいたします。是非お気軽にご相談ください。