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2017/08/29
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の副所長・木下です。
皆さん、凄いと思う会社はありますか。怖いと思う会社はありますか。
先日、たまたま3年前の雑誌を開くと、顧客満足度に徹底してこだわるというアマゾン・ドット・コムの記事がありました。あれから3年。同社は時価総額56兆円を超え、小売、情報、物流などの分野で変革を起こしながら、急速に成長しています。凄いと言うより怖い存在になっています。
約30年前にあるコンビニ創業者から、「とにかくお客さんの言うとおりにやろう。欲しいと言われたらその商品を揃えていこう。」という考え方で1店舗目を立ち上げた話を聞いたことがあります。翌日には、棚に言われた商品を並べたそうです。まさに顧客に聞こうという姿勢でした。
当時は、情報機器・技術が現在のレベルにありませんでしたが、顧客満足度向上のため、物流・情報技術を加えて、突き詰めて行くと、アマゾン・ドット・コムのようになるのかもしれません。
社名と同じヒーローの主題歌にこんな歌詞があります。「牙が光るぞ 歯には歯を。爪がうなるぞ 目には目を。正義のためなら鬼となる。」過激ですが、同社もこの歌詞のように、顧客満足度向上を原点にして、積極的に投資をし、他社ができなければ自社で行う。ぶれない怖さがあります。
歌の最後は、作詞をした石ノ森章太郎さんが次のように結んでいます。「明日の世界を守るため アマゾンライダーここにあり」と、止まるところを知らない同社もいずれは世界での調和も必要な気がします。
各社経営スタイルも様々で、いろいろな考え方があると思いますが、原点を忘れず、変革をしていくことは大切です。ぜひ当センターの窓口相談やアドバイザー派遣制度をご利用ください。