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2017/10/12
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・藤井です。
松下電器(現在のパナソニック)創設者の松下幸之助翁の「商売戦術30ケ条」を改めて読み直してみました。この本は1936年(昭和11年)に松下翁41歳の時に、販売店向けに商売の意義として説かれたものです。
紙面の都合上30ケ条の紹介は出来ませんが、81年経った今日でも些かも陳腐化してなく一読の価値は有ると思います。
一貫して商売の奉仕の精神が説かれています。その過程で「大きな生き甲斐と深い喜び」を感じることが良き心が通うといわれています。
又、ある時に部下が「商売に携わる人が具える条件とは?」と質問したところ、3つのことを言われています。
1.商売の意義が分かっていなければならない
2.お客様の心が読めなければならない
3.相手より頭が下がっていなければならない
どうです? 今日でも充分通用しますね!
商売は『物とお金と人の心』の動きです。今日的にはこれに「情報」の動きが加わります。
日頃の商売は常に順風満帆とはいきません。何かつまずいたときは、一呼吸置き、こういう先人の訓えを考えてみることをお勧めします。