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支援センター職員によるブログ

NASAの現役ビンテージ宇宙服

2019/02/14

創業支援担当・城戸主幹

おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する 「広島市中小企業支援センター創業支援担当の城戸です。

 

先月、中国の無人探査機「嫦娥(じょうが)4号」が世界で初めて月の裏側に着陸したというニュースがありました。

さらに月面で初めて植物の生育実験にも成功。 といっても正確には、月面に着陸した探査機の中でのことですが、この実験は宇宙飛行士が宇宙で食料を自給し、火星などへの飛行の中継地点として月を利用する可能性を開いたものとして評価されています。

 

ところで、宇宙飛行士といえば白い宇宙服を着て宇宙空間で作業する姿が印象的ですよね。この宇宙服、安全面の確保と快適な船外活動のためのあらゆる機能を備えた、まるで小型の宇宙船のようなもので1着1,000万ドル(約11億円)します。

 

NASAは1965年にジェミニ4号で初めて船外活動を実施しました。現在の宇宙服は81年のスペースシャトル計画で導入されたもので、改良はされていますが最初のものを使い続けており、設計寿命を大幅に超えて老朽化が激しいようです。しかも現在あるのは11着のみ。

膨大な研究費用をかけて開発された宇宙服ですが、その技術が引き継がれなかったために新しいものが作られていないとか。もちろん他にも理由はあるのかもしれませんが、ものづくり企業にとって技術継承の大切さを再認識させられる事例ですね。

 

ちなみに、この宇宙服のサイズはM・L・XLの三種類のため、船外活動をする宇宙飛行士は身長165cm以上でないとダメみたいです。でも、きっと近い将来、宇宙旅行のために誰もが気軽に宇宙服を買う時代が来ると思いますよ。

 

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