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2020/03/11
おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・阿須賀です。
今年はオリンピックイヤー、インバウンドもこのまま順調に伸びる、と思っていたところに年明け早々まさかのコロナ危機勃発。事業者の皆様も思わぬ影響を受けていることと思います。外国人だけでなく国内旅行も控える動きですし、イベントも軒並み中止。これだけグローバル化が進めば、全業種に何らかの影響があり、もちろん株価やGDPも悪影響が予想されます。
従業員の健康を守るために通勤方法や会議、出張などを見直す企業も多いでしょう。豪雨災害などと違って、全世界的な影響は今までなかったこと。まさに、広い意味でのBCP(事業継続計画)の必要性を感じています。
一方、中国での生産活動が止まっているため、「刺繍の加工3万点を急遽お願いできないか」などの問い合わせがあった、ともお聞きしました。中国産の農産物も供給が止まり、外食産業などが困っているそうです。今こそ、国産に切り替えるチャンス!?ここ数十年で国外へ流出してしまった市場を取り戻すことはできないのでしょうか。
いつ収束するのか、まったく先の見えない状況ですが、在宅勤務を試してみる、出張をやめてオンラインで会議してみる、など働き方改革につなげる機会にもできそうです。マスク以外にも免疫力をあげる食事や生活習慣など新しい市場も生まれるのではないでしょうか。
直接的に影響を受ける事業者の方も多い中でこんな呑気なことを書いている場合ではない!とはわかっているのですが、騒動が終わってみたら世の中がよくなっていた、という形になることを願っています。