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2020/08/05
おはようございます。
がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」創業支援担当の城戸です。
今日8月5日は「ハコの日」。普段あまり意識することはありませんが、私たちの身の回りには様々な箱があります。
オンラインショップを利用することが多い我が家にもよく段ボールの箱が届きます。
ところで、この段ボール、元々は全く違う用途で開発されたって知ってますか。
情報サイト「気になる話題・おすすめ情報館」によると、1856年にイギリスで当時流行していたシルクハットの内側に取り付けるものとして開発されたそうです。
帽子の通気性やフィット感を良くするために波状に作られ、汗や湿気を吸い取るように紙が素材として選ばれました。
1870年代にはアメリカやドイツに伝わりガラスの梱包材として使われるようになります。その後、波状の紙に平らな紙を貼り付けた片面段ボールや両面段ボールが開発され、1894年に段ボール箱が生まれました。
その後も段ボールは進化を続け、最近では段ボール製の家具なんかも売られてますよね。そういえば何年か前に宮城県石巻市の梱包材加工会社が段ボールを使ってイタリアの高級スポーツカー「ランボルギーニ・アヴェンタドール」の実物大模型「ダンボルギーニ・アヴェンダンボール」を作って話題になったことがあります。
そのうち段ボール製の車が普通に街を走る時代が来るかもしれませんね。