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2021/04/28
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。
少し前のニュースで「JAXAなどにサイバー攻撃か、中国共産党員を書類送検」というのを見た方もいらっしゃるかと思います。
しかし、「サイバー攻撃」と言われても何だかすごい攻撃だ、自分には関係ないかも・・・と思う方もいると思いますが、本当にそうでしょうか。
サイバー攻撃は、別名「サイバーテロ」とも言われており、サーバやパソコンなどのコンピューターシステムに対し、ネットワークを通じて破壊活動やデータの窃取、改ざんなどを行うことを言います。
実際には特定の組織や企業、個人を標的にする場合や、不特定多数を無差別に攻撃する場合があり、その目的もさまざまで、金銭目的のものもあれば、ただの愉快犯的な犯行も多くありますし、国家レベルで行なわれていることもあるため、やっかいなのです。
その種類としては以下のように沢山の方法があります。
・・・「標的型攻撃」「ランサムウェア」「水飲み場型攻撃」「クリックジャッキング」「フィッシング詐欺」「サプライチェーン攻撃」「ビジネスメール詐欺」「キーロガー」「ガンブラー攻撃」「DDoS攻撃」・・・などなど、何だかおどろおどろしい名前が並んでいますが、全て「攻撃」です。
では、それらの「攻撃」を受けないためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
基本的にどのような形で仕掛けられるかわかりませんので、「攻撃を受けても最小限の被害にしかならないよう準備する」しかないのです。
つまり「防御」や「自衛」をするだけなのです。
もちろん、攻撃されたらやり返したいという話もありますが、国家レベルではそれもあるでしょうが、普通はそのようなことはできません。
サイバー攻撃には「倍返し」は通用しません、「守る」しかないのです。
時々、「セキュリティソフトを入れているから大丈夫」という方もいらっしゃいますが、セキュリティソフトには限界があり全てが守れないのです。
では、どうすればよいでしょうか。
できることとして「重要なデータは複数の安全な所へ保管(バックアップ)する」ことです。
データを取られるのも、もちろん良いことではなく困ったことですが、そのデータが消えたり、破壊されることもありますので、そうなると業務が出来なくなります。
しかし、元のデータさえあれば、できるだけ早く業務再開ができます。
(原因追及はもちろん行なわなければいけませんが・・・)
とにかく、データはこまめにバックアップを取り、パソコンの動作など何かおかしいなと思ったら、直ぐに専門家に相談することをオススメします。