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支援センター職員によるブログ

森からの賜物

2021/06/16

創業支援担当・北浦主事  おはようございます。 がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当・北浦です。

 今年の2月、友人が山で除伐(じょばつ)された「蕾が付いた桜の枝」をたくさん頂いてきました。暖かい室内に飾っていたことから一足早く花が咲いたので、山の桜とあわせて2度、花見を楽しめました。
 

 その後、桜の枝の処分に困っていると話があったので、私は「桜の枝はいろいろ再利用できるので、しばらく乾燥させておいてください。」と伝えました。数か月後、ノコギリと、電動ドリルと、アイボルト(頭部がリング状のボルト:径5mm)などを持って友人宅に伺いました。

 
 桜の枝の形状を見極めながら、様々な長さに切りました。その後、電動ドリルで直径5mmの穴を掘り、アイボルトで無理やりねじ山を切った後、アイボルトをねじ込みました。

 短いものは、鳥笛にしました。乾燥が良い感じだったので、アイボルトを回すと、キコキコと鳥のさえずりの様な良い音がでました。
 長いものは、ペットの犬の毛をとかす櫛の柄を修繕するのに使いました。ペットの犬が毛をとかされるのを嫌って噛み砕いてしまった様です。切った枝から径の合うモノを選んで、木ネジ(コーススレッド)を一方の櫛の柄にねじ込んだ後、木ネジの頭の下辺りに、くいきり等で浅い溝を入れ、ペンチで力任せに折ります。それを接続するもう一方の握りの中心に、ぐいぐいとねじ込んでいけば完成です。かなり強引ですが、上手くできました。

 修繕した櫛を見ていたら、鳥笛と一緒にズボンのベルトループ(ベルトを通す輪っか)に付けてはどうか?といった話になりました。そこで、櫛の柄の反対側にも穴を掘り、アイボルトをねじ込んでみました。鳥笛と一緒に腰にぶら下げて持運ぶことができますし、見方を変えれば、個性的な鳥笛となりました。

 二股のものは、セキセイインコの止まり木として、余っていた蝶ネジで鳥籠に取り付けました。

 切る時に出たおが屑は、捨てずにとっておき、手指のアルコール消毒用のハンドジェルを染み込ませ、七輪など木炭に火をつける際の着火剤として利用しました。これは、ティッシュペーパーでも代用できます。ここまでの作業で余った木片は、薪として使いました。

 

 この様に、様々なことに活用できる桜の枝は、まさに「森からの賜物」ですね。:-)

 

桜の枝

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