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支援センター職員によるブログ

「普通」であることの難しさ

2022/01/12

姫野コーディネータ

 おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ・姫野です。

 私事ですが、昨年(2021年)の9月に急病で倒れ、救急車で病院に運ばれ、緊急入院しました。

 1ヶ月近くの入院後、退院はしましたが、ずっとベッドで寝ていたことや、長く絶食したこと、多量の出血で輸血したことなどから自宅療養も長引き、結局、11月中ぐらいまで、まともに生活や仕事などが出来ない状態でした。
 
 お陰様で体重も10kg近く落ち、恐らく高校生時代の体重になりました。

 救急車のお世話になるのも初めてですし、こんなに長い入院も初めての経験です。
 
 家族や知人、支援センターの職員、そして支援させていただいている事業者様など多くの方にご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。
 
 それで痛感したのが、普通の生活が出来ないことの苦しさです。
 
 普通に歩き、普通に食べ、普通に・・・普通に・・・
 
 病気は仕方ないのですが、早く復帰しなければと焦る気持ちがある中、日常的に「普通」にしていたことができないこと、何気ないこと、それらがいかに難しいことかがわかりました。
 
 仕事も時間を区切らなければ、直ぐに疲れてしまいます・・・。
 
 その後、かなりの部分で「普通」のことが出来るようになりましたが、まだ、幾つか課題を抱えています。
 
 本当に「普通」であることは難しいです・・・が、これも長い人生の「試練」と思って戦っていきたいと思います。
 
 さて、事業者のみなさまからコロナ禍で「普通でない状況」であることは、よくお聞きします。
 
 折角、数年前に新しい事業を始めて軌道に乗り始めたのに・・・、赤字体質から脱却を図ったのに・・・、インバウンドの事業を始めたのに・・・、など、コロナ禍でそれらを継続することが出来なくなったという悲痛な声をお聞きします。
 
 とはいえ、変異株も出てきていますし、感染症は全世界で広まると3年程度は収まらないと言われていますので、まだ今年いっぱいは我慢をしなければいけない状況が続くのだろうと推察します。

 みなさまも今のコロナ禍で「普通でない生活」「普通でない事業」をされていると思えば、私個人のことなど小さなことではありますが、別の課題で「普通でないこと」を経験して、事業者の苦悩にも共感させていただきました。

 
 今できることとして、コロナ禍で補助金などもでていますので、自身の事業が果たして、今後も継続していくことが出来るのかどうかを俯瞰して見て、それらの活用も考えてみてはいかがでしょうか。

 中小企業支援センターでもそのような相談を承っております。 

 
 コロナが終息、もしくは減少が継続し「普通」が取り戻せる日が来るまで一緒に戦いましょう。

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