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2024/06/05
おはようございます。がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の経営革新担当・久米です。
みなさんは、「ブランド」と聞いて何をイメージされますか。服やバッグなどの高級品をイメージされる方が多いのではないかと思いますが、中小企業庁のホームページに掲載されている情報によると、「ブランド」の語源は、他人の牛を区別するために自分の牛のわき腹に押した「焼印」と言われています。つまり、自社の商品やサービスを他社のものと区別するためのものが「ブランド」であり、お客様に選んでもらえる仕組みをつくることが「ブランディング」ということになります。
また、ブランディングを行うためのステップとして、まずは自社のことを分析し、他社との違いや強みを明確にしたうえでブランドコンセプトを設定していき、続いてその設定したコンセプトに基づくシンボルマークやパッケージデザインを開発することで、お客様にイメージを浸透させていくこととなっています。
みなさんが買い物で商品を選ぶ際に、商品のパッケージやロゴマークをみて、自身が持っているイメージ(ここの商品は品質が良い、安心できるなど)で判断したことはないでしょうか。このように、ちょっとしたきっかけで自社の商品が選ばれるかどうか、大きく差が出てくることも考えられます。
中小企業庁のホームページには「ブランディング」の事例も紹介されていますので、それらを参考にしながら、自社のブランディングに取り組んでみてはどうでしょうか。なお、当支援センターでも、窓口相談などで、これらの取り組みを支援していますので、この機会に支援制度を活用してみてください。