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2009/04/23
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のプロジャクトマネージャー・久保です。
<商品開発のプロセス>
1.発想
前号までは、商品開発のプロセス全体がどのように成り立っているかについて見てきました。全体のプロセスは1月のブログで紹介しましたが、もう一度おさらいしてみましょう。
①発想 ②設計 ③図面化 ④試作 ⑤評価・検証 ⑥改善 ⑦生産 ⑧販売 ⑨アフターサービス
場合によって、発想を企画とか、改善を対策というように違う言葉で使われることもありますが、その言っている内容はほとんど同じことです。
それではこれから各ステージについて、それぞれどういう内容か各項目ごとにすこし詳しく見てゆきましょう。まずはスタートの段階の①発想についてです。
商品を作って、市場に売り出し適切な対価を得て利益を確保し、事業を継続する。これが事業活動の基本です。物を作る事業であればどんな商品でも考え方の基本・エッセンスは同じことですし、さらにはサービス業でも同様に当てはめることができることは説明しました。
ここで一番大切なことは、何を作るのか、すなわち「どんな商品」を作ったらお客様が満足し、あるいは喜んでいただけるのかということです。手元にある大切なお金を払ってまで、お客様が手に入れたい「もの」とはなにか。これがそのものズバリ、あなたの会社の「商品」として実現できればその商品は"ヒット"すること間違いなしですし、逆にこれを外してしまうとその商品を作るためにどれほどあなたが丹精込め、あるいはコストをかけて作った商品でも買っていただくことはできません。
どうすればヒット間違いなしの商品ができるのか・・・・・。それについては、明日のブログで。