お電話でお問い合わせ
082-278-8032
メールでお問い合わせ
2011/04/01
おはようございます。がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の佐伯です。
まず初めに、この度の東日本大震災で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申しあげます。
ここから、私の自己紹介をさせて頂きます。市役所に入所後、民政局総務課、福祉事務所、電子計算課を経て、平成元年より今日まで、3年間を除き、経済畑一筋で昨年4月に副所長として着任し、この4月に所長となりました佐伯です。
何だ、大した変化も期待できそうにないな、という声が聞こえてきそうですが・・・。
前所長が7年かけて築かれた今の支援センターを引き継ぐことになり、大変緊張していますが、これまでの良いところはどんどん伸ばし、変えるべきところは変え、これまで出来なかったことにも果敢に挑戦してみたいと思っています。
どうぞ、これまで以上に中小企業支援センターをよろしくお願いいたします。
さて、冒頭でも触れましたが、この度の大震災は、これまでにない大きさの災害で、内閣府の被害額積算によると最大で25兆円にも達するのではないかとのことです。
このことは、既に中小企業の皆様の中にも「部品の調達ができないため、生産を休止している」「被災地の企業に対する売掛金の回収ができない」等々の影響が現実の問題としてのしかかってきていることを見ても、容易に推測できるところです。
加えて、福島第一原子力発電所の危機が一刻も早く終息することを願うばかりです。
当支援センターといたしましても、こうした状況を踏まえ、3月15日には震災の影響を受けている中小企業の方々を対象として特別相談窓口を開設(広島市も同時開設)し、震災の影響を受けている市内中小企業の皆様を出来る限り支援する体制を整えるとともに、融資要件を緩和した広島市災害復旧資金融資制度の取扱いを3月25日から開始しております。
就任の挨拶にこうした内容を書かざるを得ない状況を大変残念に思いますが、支援センターは冒頭に書きましたとおり、頑張る中小企業の皆様を新たなメンバーで全力をあげて応援します。皆様のご利用をお待ちしております。