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2011/04/27
おはようございます。
がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」の創業支援担当課長の児玉です。
福島第一原子力発電所事故に関しては、予断を許さない状況が続いています。
テレビなどの報道によれば、外国人観光客が激減しているとのことですが、他にも海外アーティストの来日中止によるコンサートの中止など、日本への渡航自粛の影響は、観光産業、イベント産業に現れています。(私自身、チケットを買っていた海外ピアニストのリサイタルがキャンセルになりました。)
農水産物や工業製品についても、風評被害の広がりが心配ですが、我々としては放射線に関する正しい知識をもって、風評被害に踊らされないようにすることが大切です。
ここで、放射線に関する基礎的な話ですが、放射線と放射能との違いは何でしょうか?
平たく言うと、放射能は懐中電灯で放射線はその懐中電灯から出る光です。
これを難しく言うと、放射線は放射性物質の崩壊に伴い放出されるエネルギーを持った粒子又は電磁波で、放射能は放射線を出す性質・能力だそうです。(一般的には、放射能は放射性物質の意味で使われることが多いようです。)
放射線の基礎知識については、広島県、広島市等で運営を支援している、放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)のホームページをご参照ください。(HICAREには、私も以前在籍していました。今年20周年を迎えています。)
また、広島市のホームページに、原子力発電所事故の食品への影響に関して詳しく掲載されていますのでご参照ください。