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2014/05/13
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ 濵田文男です。
業務システムを更改する際に考えることは,次のような事項です。
①課題を抽出する。
②それぞれの課題に対して対応策を検討する。
③各対応策の費用を見積もる。
④優先順位と予算により実施すべき対応策を決定する。
ここで留意すべきことは、業務システムが実現している業務が、無理なく正しく行われているのかの視点です。業務上の課題を抽出・検討し、業務改善を行うことを考えます。さらに、業務上の課題は、何に基づいて抽出するのでしょうか。それは、経営戦略、および、その上位にあるビジョンです。ビジョンから経営戦略、経営戦略を実現する業務、業務を支援する業務システムという連鎖になります。
最近、ある企業で基幹業務の更改の話がありました。上記の考え方で進めながら、川上の概念に気づいていただくことが重要です。川下から川上へたどり、そして、川上から川下へたどることで、妥当性を確認することができると考えます。