お電話でお問い合わせ
082-278-8032
メールでお問い合わせ
2014/07/10
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ 濵田文男です。
個人や組織で失敗することは有ります。その際、同じ失敗をしないように、また、大きな失敗に至らないようにするために、失敗を「見える化」する事が重要です。
新聞記事によると、失敗の原因は、(1) 無知(2)不注意(3)手順の不順守(4)誤判断(5)調査・検討不足(6)制約条件の変化(7)企画不良(8)価値観不良(9)組織運営不良の9つあり、このうち(1) ~(5)が個人レベルで多く、(6)~(9)が組織レベルで多い失敗原因ということです。
失敗を「見える化」するとは、失敗が起った原因や過程を"脈絡をつけて"記述することです。記述の仕方は、6ステップに分けて記述します。①事象をまとめる。②経過を書く。③前述の9個の原因を参照して原因を推定する。④対処を書く。⑤総括する。⑥知識化する。
最終的に知識化することにより、同じ失敗を繰り返すことは避けられます。また、知識化をデータにすることにより、組織として情報共有できると共に、失敗への耐性を高める効果があります。