お電話でお問い合わせ
082-278-8032
メールでお問い合わせ
2014/11/18
おはようございます。 がんばる中小企業を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」のコーディネータ 濵田文男です。
2014年7月31日に独立行政法人情報処理推進機構(IPA)からスキル標準の最新版「i コンピテンシ・ディクショナリ」(試用版)が公開されました。これは、昨今のクラウド・コンピューティングの普及の動きなどからIT関連企業やIT活用企業のIT人材に新たな視点が求められていることに対応したものです。
「i コンピテンシ・ディクショナリ」(試用版)は、従来の「共通キャリア・スキルフレームワーク(第一版・追補版)」(CCSF追補版)をベースにタスク、人材、スキルを軸に整理・体系化したもので、「タスクディクショナリ」と「スキルディクショナリ」で構成されています。
「タスクディクショナリ」は、IT人材育成の推進において最も重要な位置づけとなっています。企業の経営戦略を実現するタスク(仕事)を網羅的に挙げていますので、この中から自社のタスクを選択することができます。
この際にタスクプロフィール(タスクを理解するための参考情報)を参考にしますが、自社のビジネス形態や業務プロセスを加味することがとても重要です。
次回は、「スキルディクショナリ」を紹介します。