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支援センター職員によるブログ

生成AI(人工知能)

2024/05/08

中小企業支援センター・中平福所長

がんばる中小企業と創業者を全力で支援する「広島市中小企業支援センター」所長の中平です。

 

2022年11月に、オープンAI社が会話型生成AI「Chat GPT」を発表してから、生成AIが加速度的に普及・発展しています。

私も興味があり、様々な生成AIを試しています。

初めて、Chat GPTに質問をした時は、短時間で素晴らしい回答を返してくれるので、非常に感動しました。しかし、「広島で美味しい広島風お好み焼き店を紹介して」などの個別具体的な質問をすると、もんじゃ焼きの店を紹介したり、もっともらしく怪しい回答をしたりするので、いきなり信頼感がなくなりました。

現在は、信用し過ぎず、アイデアを得るための材料として使ったり、AIの回答の裏付けを取った上で参考資料として使用しています。

 

その後、Googleが会話型生成AI「Bard」を発表しました。これは、質問すると、いっぺんに3パターンの回答をしてくるので驚いていると、マイクロソフト社は検索エンジン「Bing」にChat GPTを搭載した後、AIアシスタント機能「Copilot」を追加しました。さらにGoogleは「Bard」を「Jemini」に進化させるなど、ものすごい速度で生成AIが発展しており、とても付いて行けない状況です。

会話型生成AIのほかに、テキスト指示だけでイラストなどを描く画像生成AIや動画生成AIも続々と発表されています。

 

私は毎年、年賀状のイラストを描くために、ペンタブレットを使っていますが、大変な時間と労力を掛けて苦労しているので、画像生成AIが使えれば、年末の苦労が格段に楽になると期待していました。しかし、様々なプロンプト(入力指示)により指示するのですが、変な顔になったり、矛盾した構図になったり、思いどおりに作成できませんでした。

最終的には、AIが作成したイラストを参考にして、自分で描き、日の出をイメージした空だけを背景として使用しました。

生成AIは個人や企業の情報の入力に注意が必要であり、著作権や商用利用の制約などがありますが、ビジネスの効率化を図る画期的なツールだと思います。

 

6月6日(木)に、生成AIの活用事例の紹介やスマホで実際に使ってみる演習を交えた「生成AI活用セミナー」を開催しますので、興味がある方は、ぜひ参加をご検討ください。

私も来年の年賀状作成までには、思いどおりのイラストが生成できるよう頑張ります。

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